元ヤン少女が進学校へ。


「…その上目遣い、どこで覚えたんだよ」


「……へ?何言って……んっ……」


…不意にあたしは、柊季に唇を塞がれた。


「…っ……ん…」


……いつもなら、割とすぐに離れるのに
今日のキスはなんだか違う。


角度を何度も変えられて…


「しゅう……んっ………」


名前を呼ぼうと、口を開いた瞬間に
柊季の舌が入り込んだ。


「……っん……」

< 507 / 512 >

この作品をシェア

pagetop