元ヤン少女が進学校へ。
「ねぇ柊季!
腐れ縁から恋人に昇格したお祝いに
今日なんか食べに行こうよ…!」
あたしの言葉に、柊季はふっと笑って…
「そうだな」と呟いた。
*
.
+゚
『……もし傷が残っても、茉実は俺が貰うし』
*
.
+゚
不意に、柊季に言われたことを思い出す。
……あたし、決めた。
何があっても、どんな時でも、
全部信じて、
あたしは柊季についていくから……__
そんなことを、心の中で誓って…
あたしは柊季の手を
ぎゅっと握りしめた……__
ヤンキーを辞めて、入学した進学校。
そこで出逢ったのは…
女嫌いだけど、誰よりも優しくて
少しヤキモチ妬きなキミでした……__
完。