スニーカー

ガラガラっっ!!

キンコーンカーンコーン

「「「「セーフ!!!!!!!!!」」」」

ほら。まにあった。笑

「セーフじゃねぇよ!!!
 てめぇらまた遅刻か!?」

「先生。またってひどくないですか?
 まだ五回目ですよ?」

「梨屋な…。まだ新学期始まったばっかやぞ?
 周期が短すぎやわ!!!!」

「まぁ間に合ったんだからよくない?」

「信楽までそれ言うか?え?もう先生泣いちゃうぞ?」

「でもねたっちゃんのせいなんだよ?」

「え。」

「そうなのか尼崎。」

「いやまて。え。」

「そうそうたつが悪いんだよ!」

「え、華恋まで…。
 なぁれんや!お前だけは…」

「ん~ゆうきとれんちゃんが言うなら
 そうなんじゃないかな~?」

「そういうわけだから尼崎。
 今日は俺の助手な~。
 とりあえずプリント忘れたからとってこーい!!」

「は!?」

「「「いってらっしゃ~い」」」

クラスのみんなと暖かい笑顔でたつを
教室から見送った。





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