あの約束をもう一度
「お母さん、昨日はありがとね。」
お母さんは相変わらず笑顔で答えた。
「いいのよ。あの子、かわいいし。息子ができたみたいだわ。」
とはいっても、私にはお兄ちゃんがいる。
10歳もはなれてるけどね。
そのお兄ちゃんは、20の頃から語学を学びにイギリスに行ったきり。
電話もないし、手紙もない。今何やってるんだか。
「・・・・おはようございます。」
二階から蓮君が降りてきた。
「おはよう。よく眠れた??」
「はい。おかげさまで。」
「よかったわねぇ~。そういえば、蓮君でしたっけ、お母さんはどうしてるの?」
蓮君は少し黙ってしまった。
お母さんは相変わらず笑顔で答えた。
「いいのよ。あの子、かわいいし。息子ができたみたいだわ。」
とはいっても、私にはお兄ちゃんがいる。
10歳もはなれてるけどね。
そのお兄ちゃんは、20の頃から語学を学びにイギリスに行ったきり。
電話もないし、手紙もない。今何やってるんだか。
「・・・・おはようございます。」
二階から蓮君が降りてきた。
「おはよう。よく眠れた??」
「はい。おかげさまで。」
「よかったわねぇ~。そういえば、蓮君でしたっけ、お母さんはどうしてるの?」
蓮君は少し黙ってしまった。