あの約束をもう一度
少し気になったけど、本人がなんでもないって言うからいいことにした。
「席は美島の左な。」
那月の左って・・・・・。
私のと・・・・となりぃぃぃ!!!!!

「そういえば自己紹介まだだったな。」
「俺は如月 紅月でス。よろしく。」

そして彼はゆっくりと歩いてきた。
   ガタッ

「よろしくね、え~っと・・・。」
「狩野葵浬です。よろしく紅月くん。」
「よろしく。葵浬ちゃん。」

いきなりちゃんづけにびっくりした。
ま・あたしも君って呼んだしね。

それにしても見たことあんなぁ・・・・。
きれいな顔してて・・・・。

私は気付いてしまった。
紅月君は、蓮君に似ている事に!!!!

まさか・・・・・腹違いの兄弟?!かな・・・・。


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