あの約束をもう一度
そんなこんなで、放課後。
いつも、蓮君と帰ってたから今日も一緒に帰ろうと思って
蓮君に声をかけた。

「蓮君、帰ろ~。」
「うん。」

教室を出ようとした。
すると、どこからともなく紅月君が出てきた。

「蓮だっけぇ・・・。きょう、ちょっと彼女借りるよ。」
「えっ??な・・なななんで??」
「・・・・わかったから。早く行ったら。」
なんか蓮君が怖かった。(気がする)

なぜかわからないけど、紅月はあの公園を知っていた。

「・・・まぁすわんなヨ。」

なんだこいつ。いきなり・・・強制連行された気分だ。(されたけど・・)

「単刀直入に言うけどさ。」
いきなりまじめな顔になった。
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