あの約束をもう一度
寮に帰るとなぜか兄の蓮がいた。
「君は紅月・・・・。何で紅月がここにいるんだ。」

兄らしい堂々とした態度。
父親にに似たのか??

「いちゃ悪いわけ??お兄さんww」

ハァ・・・と蓮がため息をついた。

「やっぱり・・・・・知ってたのか。」
「だったら??」

俺らの父親も最悪だよな。
捕まったんだぜ??警察に・・・・。
そこまではしらねぇだろ??

「ところでさぁ・・・・、お兄さん??」
「その呼び方やめろ・・・・気持ち悪い。」
弟に向かって気持ち悪いかよ・・・・。
「じゃ、蓮。あんたさぁ、約束どうすんの??」

蓮は眉間にしわを寄せた。

「約束??何の約束だよ。」
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