二人の恋愛事情
第一章
俺、海崎遼には彼女ができた。
高1になった今年の春、入学式の日にずっと片思いしてた人に勇気を出して告白したんだ。
その人の名前は春野咲良さん。
中学生の時から一緒のクラスで
特別モテてるって訳じゃないけど、趣味が合うしよく話す仲にはなっていた。
そんな中いつの間にか好きになっていた俺は告白を成功させ、彼女のLI○EのIDを手に入れたのだ!
浮かれ気味のテンションでIDを登録し、メッセージを送ろうとしてみる。
「えーっと、何送ろうかなぁ?よろしくおねがいしますとか?いやいや、よく話すし、もう付き合ってんのによろしくおねがいしますなんておかしいか…」
なんて悩んでいると咲良からメッセージが届いた。
「また今度一緒にどっか遊びに行かない?」
それを見て、すぐに返信をする。
「いいね!どこにする?遊園地とか?」
(これでいいかな…送信っと)
しばらく待ってると咲良から返信が来た。
「OK!今週の土曜空いてる?」
俺は少し興奮しながら返信する。
「空いてるよ!」
と文字を打ったところでふと時計を見ると午後11時。
時間を見て、少し残念だけど追加でメッセージを送る。
「でももう遅いから細かいことはまた今度ね」
少し待ったところで返信が来た。
「わかった!おやすみー」
そのメッセージを読み、今週の土曜を楽しみにしながら眠りについた。
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