黒王子と白いプリンス
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「ふぅーーーー終わったーーーー」
私は伸びをした。
それを見つめる白馬くんに気がついた。
「……ど、どうしたの?」
「うん?なんでもない。」
「あ、そ、そう?」
「うん。よし、暗いし、家まで送るよ」
「あ、大丈夫だよ‼︎1人で大丈夫‼︎」
私は立ち上がった。
「ダメでしょ。女の子なんだから。」
そう言って白馬くんも立ち上がった。
「あ……じゃあ、送ってください」
「当たり前‼︎」
私はいつも通り白馬くんに送ってもらうことになった。