黒王子と白いプリンス


しばらく歩いていると。


「由乃。俺、まだお前のこと……」


「それ以上言わないで。」


「でも……俺……」


私は手を振りほどいた。


「私、好きな人、いるから。」


「…そっか………なら…今だけ、手繋がせて。」


傷つけちゃった……かな……


でも……私も傷つけられたんだから……


私よりもサッカーを選んだあんたに‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎


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