黒王子と白いプリンス


「じゃ…」


そう言って『王子』は自分の席に帰った。


「屋上……ねぇ。」


『プリンス』は少し笑いながら言った。


なんか、怖い……


「次の授業があるので……帰りますね…」


「あ、うん。じゃあ、またね、由乃ちゃん。」



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