黒王子と白いプリンス




「……どーぞ…」


「お邪魔しまーす」


私は、白馬くんに勉強を教えてもらうことにした。


「キレイにしてるんだね?」


「一応女の子だからね……」


いま、白馬くんは私の部屋にいる。


そして、何故か家には誰もいなかった。


「何か飲みたいものある?」


「んー…ないかな?」


「じゃあ、麦茶で大丈夫?」


「うん。ありがとう。」


私は、台所に向かった。


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