黒王子と白いプリンス


白馬くんが私の視線に気づき、私を見る。


わっ‼︎
絶対なんか言われる‼︎‼︎


しかし、白馬くんは何も言わずに顔を赤くした。


え?え⁉︎
な、何で⁉︎⁉︎何その反応⁉︎⁉︎


白馬くんは教科書をめくる。


「ここからだよね?」


「うん。」


「説明から始めたほうがいい?」


「あ、うん。お願い……」


何事もなかったように白馬くんは説明を始めた。


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