叶うはずのない恋愛
「あたしもしたいｯ！」


あたしはバスケットボールを大地の手から奪いバスケのコートまでドリブルをしながら走った。


「姉貴とすんの久々かも。そういやスポーツ大会姉貴はバスケでんの？あれ男女混合だから楽しいよな。」


大地はあたしの手からボールを取りゴールを決めていた。


「うん。バスケにでるつもり。チームに男女混合っていいよね。クラスも一致団結するし。」


あたし達の学校には７月にスポーツ大会というものがあってクラス対抗で競うのだ。サッカー、ソフトボール、バレー、バスケなど種目はその他にもたくさんあり全ての競技が男女混合のチームなのだ。


「そういや今年もリレーとか借り物競争あるの？」


大地とパス連をしながら聞いた。借り物競争は最近変なお題があるからあんまりでたくない。


「あるだろうな。スポーツ大会でもリレーとかあるのに体育大会もあるからめんどい。」


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