もう一度君に逢えたなら
「もーお前さ、今日は上がって外で待っとけよ。」

「…いや、50分までだから。それまではここにいる。」

「ったく…、変なとこ律儀なんだよな、お前は。」


華月は、50分になったらすぐ行けよ、と言って

俺の肩を叩いた。

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