もう一度君に逢えたなら
「……辛い思いさせるぞ。」

「…うん。」

「……これから先も、いっぱい泣かすかもしんねーよ。」

「…うん。」

「……それでも、俺のそばにいれるって、言えんの?」

「…うん。私、月島君待ってて思ったんだ。何やってんだろ、って。…でも、帰れなかった。」


"こんなに好きだったんだ"って

わかってしまったから。
< 114 / 364 >

この作品をシェア

pagetop