もう一度君に逢えたなら
ちゅっ、と触れるだけのキスをして

柚裡は戻っていった。


「っ……///」


私は、声にならない声を上げて

口元を押さえた。


「……柚裡って、あんなことするキャラだっけ…?」


昨夜から相手のペースにのまれっきりだ。
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