もう一度君に逢えたなら
[柚裡side]

「あー…、やばい。」


バイトを終えてすぐ、俺は小走りでここまで帰ってきた。

いつもなら、ネカフェかroseにぎりぎりまで居座って

朝を迎えるというのに。


「………幸せすぎ。」

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