もう一度君に逢えたなら
「あ、ま、待ってっ…。」

「……ん?」

「……で、電気、消して…?」


こんな明るい中とか、絶対に無理。

羞恥で死にそう。


「……わり、忘れてた。」


柚裡はそう言って、ぱちん、と電気を消した。
< 246 / 364 >

この作品をシェア

pagetop