もう一度君に逢えたなら
「……ほら、手。」
「………びっくりした…。」
「初めはそんなもんだろ。よっ…と。」
柚裡は私の手をとって
身体を引き上げてくれた。
「朝飯、作っとくから。」
「あ、ありがと。」
「………びっくりした…。」
「初めはそんなもんだろ。よっ…と。」
柚裡は私の手をとって
身体を引き上げてくれた。
「朝飯、作っとくから。」
「あ、ありがと。」