もう一度君に逢えたなら
「……ほら、手。」

「………びっくりした…。」

「初めはそんなもんだろ。よっ…と。」


柚裡は私の手をとって

身体を引き上げてくれた。


「朝飯、作っとくから。」

「あ、ありがと。」

< 251 / 364 >

この作品をシェア

pagetop