もう一度君に逢えたなら
美琴の匂いも、体温も、感触も

目を閉じれば鮮明に思い出せる。


でも、俺はずっとは美琴の隣にはいられない。

それは忘れたくたって忘れられない。


今だって、いつ発作が起きたっておかしくないんだから。

来年まで生きられるかどうかだって怪しいのに。
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