もう一度君に逢えたなら
数時間後。

私は、柚裡の声で目を覚ました。


「…ごめん、寝ちゃってた。」

「いーって。…お茶、飲むか?」

「ありがと。」


ペットボトルのお茶を渡されて

こくり、と一口飲んだ。
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