もう一度君に逢えたなら
本当に自分がお姫様になったみたいに

錯覚しそうになる。


大好きな人と

いつもよりもずっと賑やかで輝いている街を

手を繋いで歩く。


「わー…おっきい…。」

「……ほんと、こんなにでっかかったんだな。」

「ね。いっつもこんな風に見ないから、気がつかなかった…。」
< 293 / 364 >

この作品をシェア

pagetop