もう一度君に逢えたなら
街の中心より少しそれたところにあるもみの木は

昼間なのに、クリスマスのイルミネーションが光っていて

てっぺんに乗っている星が

きらきら輝いていた。


「………美琴。」

「ん?」

「こっからは、俺の買い物につきあって?」

「か、買い物?」

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