もう一度君に逢えたなら
「あんた、酔った勢いであたしにメール寄越したでしょ。びっくりして、飛んできた。」

「………ごめん。」

「もう夜遅いから泊めて。それでチャラにしてあげる。」


友達はそう言って、私に笑った。


……もういい加減、この生活にも慣れないといけない。

これ以上迷惑かけられない。


華月さんにも、友達にも。
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