もう一度君に逢えたなら
「…だから、どっか寄って帰ろ。」

「……うん。」


月島君、私は

10年ぶりにまた、あなたに恋をしたかもしれません。


「…ほら、行くぞ。」

「は、はいっ。」


だって、10年ぶりに

"離れたくない"ってこの感覚が

わかったような気がしたのだから。
< 71 / 364 >

この作品をシェア

pagetop