純恋イケメンガールを好きになる!





そんな俺がここ、青北高等学校で男装をしているのには、一つの訳があるんだが。


…………今はそれどころじゃない。



『あ、のー…………芦谷?』


『グスッ……ひっく……。』



……まさかの、後輩を泣かしてしまった。



それもその顔を見る限り、俺が女でやったー!という。

嬉し泣きにはどう頑張っても見えない。



……どういう修羅場だ、これ。





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