純恋イケメンガールを好きになる!
キーンコーンカーンコーン...
「「「あぁー! チャイム鳴っちゃったー……。」」」
チャイムが鳴ると、女の子たちは眉を下げ寂しそうに各自の教室へと戻っていく。
「またね。加耶ちゃん、佐奈ちゃん、亜柚ちゃん。」
3人が教室を出る際に、手を振ってそう言えば、3人は顔を真っ赤にさせて頷いてくれた。
「…………。」
その表情を見て、ふと昨日のことを思い出す。
アイツも昨日、俺を見ては顔を真っ赤にさせていた。