純恋イケメンガールを好きになる!
やべえ、思い付かないわ。
まず出会ったの一昨日だし、話してた時間だけだと1時間ぐらいだよ。
その間に俺、無理矢理何かされた?
首を捻って考えるも、全く分からない。
ヤバいな、ガチで記憶喪失か。
「おまえ……気に入った。」
「「は?」」
長い間芦谷と睨み合ってた志島が、恐ろしいことを言い出した。
気に入ったって、は?
さっきまでの睨み合いで愛情でも芽生えたのか、志島。
だとしたら尊敬する。