純恋イケメンガールを好きになる!





最初からオレを連れて来るつもりだったのか。


それとも、普段からこうなのか。



家の中にあったたくさんの写真立ては、全て見られないようにと伏せられていた。



一応、この家にも生活感というものはある。


このバカが住んでいるのだから。



ただ、どうも

この家は孤独だった


泣きそうなくらい、寂しい家だった。



「お茶入れてくるよ。志島は適当に座ってて。」





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