オタ女子奈都子
友美の家には2階に友美専用の部屋があって毎回ここで過去の恋愛話、アニメの話、人間関係など様々な話を語らせて貰っている。
例えるなら友美カウセリングルームと言えよう。
「ゲス野郎保阪となんかあったでしょ?」
部屋に入るなり友美は核心に触れてきた。
鋭い!私は入れてくれたハーブティを飲んでいたので思わず噎せてしまった。
「やっぱりね。」私の今の態度で確信した友美は腕組みをしながら何度も頷いていた。
「実は保阪から2ヶ月前に一方的に別れのメールが送られてきた。」
「はぁ!!最低極まりない奴」友美はハーブティが置いてある白の木目のテーブルを思い切り叩いた。
「メールが送られてくる1ヶ月前から電話、メール無視されてて危ないかもとは薄々思ってはいたけど…」
友美は「はー」と深いため息をつきながらこう言った。「復縁したいと思ってるんじゃないでしょうね」
2ヶ月前なら復縁したいと泣きついていただろうが今は未練などない。
ただ深い傷が残った。
「ない!ない。今は新しい彼がいるから」山本は多分彼氏だよね?
「へぇ。どんな人?」
「中学の同級生で公務員してる。」興味津々で目を輝かせながら聞いてる。
「何関係の仕事?」
「確か▲市役所で窓口業務してるはず」それを聞いて友美は
「私一年前までアルバイトだけど▲市役所で勤めてたよ!知ってる人だったりしてね。因みに名字は?」
「山本なんだけど知ってる?」
「山本って、山本隆司?」
目をまん丸にさせて友美は再度確認をしてきた。
「そうだけど。何かある人なの?」
「大物捕まえたね~逃がすんじゃないよ」と左手でOKサイン。
「大物って職場の山本の立ち位置教えてくれる?」
「職場では○課の課長。イケメンで性格も良いから狙ってる人多いんだよね。独身の臨時職員とか…社員さんとか」
知らなかった。争奪戦ドロドロしてそう!
「でも職場では一度×ついたから生涯独身がいいと言ってたけどね。そんなの彼女ができたら分かんないしさ」鼻息荒く友美は言った。
例えるなら友美カウセリングルームと言えよう。
「ゲス野郎保阪となんかあったでしょ?」
部屋に入るなり友美は核心に触れてきた。
鋭い!私は入れてくれたハーブティを飲んでいたので思わず噎せてしまった。
「やっぱりね。」私の今の態度で確信した友美は腕組みをしながら何度も頷いていた。
「実は保阪から2ヶ月前に一方的に別れのメールが送られてきた。」
「はぁ!!最低極まりない奴」友美はハーブティが置いてある白の木目のテーブルを思い切り叩いた。
「メールが送られてくる1ヶ月前から電話、メール無視されてて危ないかもとは薄々思ってはいたけど…」
友美は「はー」と深いため息をつきながらこう言った。「復縁したいと思ってるんじゃないでしょうね」
2ヶ月前なら復縁したいと泣きついていただろうが今は未練などない。
ただ深い傷が残った。
「ない!ない。今は新しい彼がいるから」山本は多分彼氏だよね?
「へぇ。どんな人?」
「中学の同級生で公務員してる。」興味津々で目を輝かせながら聞いてる。
「何関係の仕事?」
「確か▲市役所で窓口業務してるはず」それを聞いて友美は
「私一年前までアルバイトだけど▲市役所で勤めてたよ!知ってる人だったりしてね。因みに名字は?」
「山本なんだけど知ってる?」
「山本って、山本隆司?」
目をまん丸にさせて友美は再度確認をしてきた。
「そうだけど。何かある人なの?」
「大物捕まえたね~逃がすんじゃないよ」と左手でOKサイン。
「大物って職場の山本の立ち位置教えてくれる?」
「職場では○課の課長。イケメンで性格も良いから狙ってる人多いんだよね。独身の臨時職員とか…社員さんとか」
知らなかった。争奪戦ドロドロしてそう!
「でも職場では一度×ついたから生涯独身がいいと言ってたけどね。そんなの彼女ができたら分かんないしさ」鼻息荒く友美は言った。