オタ女子奈都子
私と山本を含み計6人でのバーベキュー。内1人は亜美さん夫婦のお子さんで樹里ちゃん3歳。
肩まである髪をピンクのボンボリで結んでいてお顔は目鼻立ちが整ってて可愛いというより美形。
「び、美形!お人形みたい。家に持って帰りたいくらい」触りたい~
つい言ってしまった。
「可愛いよね。拓斗もうメロメロ。月のお小遣いほぼ樹里ちゃんが好きなディズニーグッズに消えてるらしい」と山本は私に教えてくれた。
「うん。将来、彼氏が出来たらパパ悲しいね」
「確かに。俺だったら彼氏出来たら悲しくて酒盛りするな。確実に」
腕を組ながら頷いて言う。
今なら聞けるかな?サラッと子供がいるかどうか。
先に知っておいた方が後々になるよりいいよね。
「山本は別れた奥さんとは子供いるの?」こう言ったら山本の表情はみるみる固まって
「え!俺がバツイチって何で知ってるの?」聞き方ストレート過ぎたかな?
「友達に中山 友美っていう子が居て山本が彼氏って言ったら以前同じ職場で働いてたって」
「あぁ、それでか。びっくりした。そういえば俺の現状話してなかったもんな。因みにバツイチは引く?」心配そうに私にお伺いを立てる。
「ううん。ただお子さんがいたら私の存在って面白くないと思うから。先に聞いておこうと思って」
「子供はね。居ないよ。前の奥さんとは子供の事で揉めてね。俺は欲しかったんだけど奥さんは作る気持ちは生涯ないみたいで。子供の事に限らず価値観とか合わなくてさ。喧嘩ばかりの日々。そうこうしてるうちに奥さんに彼氏ができて離婚を突きつけられたって訳」
なかなかにヘビーな離婚理由。淡々と語ってたけど、もう吹っ切れたのかな?
「そっか。言いにくい事教えてくれて有り難う」
「俺の方こそ言わなくてごめん。色々と考えてしまって言い出せなかったんだ。ナツは結婚したら子供は欲しい?」
「いつかはね。産みたいなとは思うけど。こればっかりは相手もいることだし。欲しくても授かれない事だってあるかも知れないし」
取り敢えずこう答えたけど子供が欲しいとか正直まだピンときてない。
まずは結婚がゴールで子供はまだ先の事。
「そういう事もあるよね。ナツは子供が授かれなかったらどうする?」
「その時になってみないと…」
「そっか。そうだよね」
と言ったきり何かを考えているようで、それきり無言となってしまった。
肩まである髪をピンクのボンボリで結んでいてお顔は目鼻立ちが整ってて可愛いというより美形。
「び、美形!お人形みたい。家に持って帰りたいくらい」触りたい~
つい言ってしまった。
「可愛いよね。拓斗もうメロメロ。月のお小遣いほぼ樹里ちゃんが好きなディズニーグッズに消えてるらしい」と山本は私に教えてくれた。
「うん。将来、彼氏が出来たらパパ悲しいね」
「確かに。俺だったら彼氏出来たら悲しくて酒盛りするな。確実に」
腕を組ながら頷いて言う。
今なら聞けるかな?サラッと子供がいるかどうか。
先に知っておいた方が後々になるよりいいよね。
「山本は別れた奥さんとは子供いるの?」こう言ったら山本の表情はみるみる固まって
「え!俺がバツイチって何で知ってるの?」聞き方ストレート過ぎたかな?
「友達に中山 友美っていう子が居て山本が彼氏って言ったら以前同じ職場で働いてたって」
「あぁ、それでか。びっくりした。そういえば俺の現状話してなかったもんな。因みにバツイチは引く?」心配そうに私にお伺いを立てる。
「ううん。ただお子さんがいたら私の存在って面白くないと思うから。先に聞いておこうと思って」
「子供はね。居ないよ。前の奥さんとは子供の事で揉めてね。俺は欲しかったんだけど奥さんは作る気持ちは生涯ないみたいで。子供の事に限らず価値観とか合わなくてさ。喧嘩ばかりの日々。そうこうしてるうちに奥さんに彼氏ができて離婚を突きつけられたって訳」
なかなかにヘビーな離婚理由。淡々と語ってたけど、もう吹っ切れたのかな?
「そっか。言いにくい事教えてくれて有り難う」
「俺の方こそ言わなくてごめん。色々と考えてしまって言い出せなかったんだ。ナツは結婚したら子供は欲しい?」
「いつかはね。産みたいなとは思うけど。こればっかりは相手もいることだし。欲しくても授かれない事だってあるかも知れないし」
取り敢えずこう答えたけど子供が欲しいとか正直まだピンときてない。
まずは結婚がゴールで子供はまだ先の事。
「そういう事もあるよね。ナツは子供が授かれなかったらどうする?」
「その時になってみないと…」
「そっか。そうだよね」
と言ったきり何かを考えているようで、それきり無言となってしまった。