一年の恋。一年後の恋。
『私……』
「一生の問題だから、すぐに決めなくていいよ。真紀のタイミングでいい。」
「あ、けど俺は真紀と別れるとか選択肢にないからね。」
なんか、堤川さんには敵わないかも
「あ!それと、いつになったら名前で呼んでくれるの?」
えっ……と
今まで堤川さんって呼んでたから
ちょっと照れくさい
「言わないと……お仕置きっ!」
そう言って堤川さんは私の身体で遊ぶ
『ちょっと!……あっ……んっ』
「真紀、俺我慢できない」
『えっ?あっ…ちょっ……んんっ……』
昨晩、あんなに愛されるヘトヘトなのに
私の身体は素直に反応してしまう
「真紀……、真紀……」
名前を呼ばれるたびに
身体が熱くなる
『誠……誠……だめっ』
「やっと名前呼んでくれた。いいよ、俺もそろそろ限界……」
なんだかんだ考えても決まらない
けど、誠と一緒にいたい……