控え目に甘く、想いは直線的
園田さんに返事をした時、右側の上から声が聞こえて、声の方へ園田さんと二人で顔をあげた。
そこには要さんと大石さんがいて、今の声はもしかして? と思ったが、やっぱり要さんだった。
通常の昼休みよりも早くに昼食を取るように言われて、ここのカフェに入った。要さんと大石さんも同様で早めに食べる感じだったけど、まさか同じカフェに来るとは思わなかった。
総務部長は愛妻弁当を持ってきているからと人事部の応接室で一人、弁当を広げていたのは私たちが出る前に確認していた。
「柴田部長! 良かったら、ご一緒にどうですか?」
園田さんは目を輝かせて、隣の椅子に置いてあったプチバッグを自分の膝の上に置く。
「いや、俺たちはカウンターで食べるからいいよ。ゆったり座って食べて」
「はい。ありがとうございます!」
園田さんはプチバッグを椅子の上に戻した。そのとき、ランチプレートが届いたので、私たちは食べ始める。
「柴田部長、優しくて素敵ね。ほんと一緒に働ける野々宮さんが羨ましいわ」
「はあ、そうですね」
そこには要さんと大石さんがいて、今の声はもしかして? と思ったが、やっぱり要さんだった。
通常の昼休みよりも早くに昼食を取るように言われて、ここのカフェに入った。要さんと大石さんも同様で早めに食べる感じだったけど、まさか同じカフェに来るとは思わなかった。
総務部長は愛妻弁当を持ってきているからと人事部の応接室で一人、弁当を広げていたのは私たちが出る前に確認していた。
「柴田部長! 良かったら、ご一緒にどうですか?」
園田さんは目を輝かせて、隣の椅子に置いてあったプチバッグを自分の膝の上に置く。
「いや、俺たちはカウンターで食べるからいいよ。ゆったり座って食べて」
「はい。ありがとうございます!」
園田さんはプチバッグを椅子の上に戻した。そのとき、ランチプレートが届いたので、私たちは食べ始める。
「柴田部長、優しくて素敵ね。ほんと一緒に働ける野々宮さんが羨ましいわ」
「はあ、そうですね」