控え目に甘く、想いは直線的
お茶が入っている筒を開けると緑茶のティーパックが入っていたので、急須に入れてお湯を注ぐ。
そこで、茶碗を温めていなかったことに気付き、急いで茶碗にもお湯を注いだ。
「お待たせしました」
「うん、ありがとう」
三人分のお茶を置くと、部長と大石さんがお弁当箱の蓋を開けたので、私も同じように開ける。
一口、二口と無言で食べ始める。
「あの、お昼はいつもここで食べるのですか?」
「ううん、違うよ。今日は野々宮さんが入社したから特別だよ。本当は外に食べに行けたら良かったんだけどね。あ、今度歓迎会をしなくちゃね。ね、要さん」
「ああ、歓迎会なら拓人もそうだから俺が考える。昼は外に食べに行ってもいいし、もし弁当を持ってくるならここで食べてもいい」
「ありがとうございます。分かりました」
ニコニコしながら、話してくれる大石さんと対称的に部長は表情を変えないで話す。
あまり愛想は良くないのかな。でも、最初に会った時はからかうような感じだけど、笑っていた。
オンとオフで違うのかもしれない。
チラッと部長に目を向けると同じように見ていたようで目が合う。
そこで、茶碗を温めていなかったことに気付き、急いで茶碗にもお湯を注いだ。
「お待たせしました」
「うん、ありがとう」
三人分のお茶を置くと、部長と大石さんがお弁当箱の蓋を開けたので、私も同じように開ける。
一口、二口と無言で食べ始める。
「あの、お昼はいつもここで食べるのですか?」
「ううん、違うよ。今日は野々宮さんが入社したから特別だよ。本当は外に食べに行けたら良かったんだけどね。あ、今度歓迎会をしなくちゃね。ね、要さん」
「ああ、歓迎会なら拓人もそうだから俺が考える。昼は外に食べに行ってもいいし、もし弁当を持ってくるならここで食べてもいい」
「ありがとうございます。分かりました」
ニコニコしながら、話してくれる大石さんと対称的に部長は表情を変えないで話す。
あまり愛想は良くないのかな。でも、最初に会った時はからかうような感じだけど、笑っていた。
オンとオフで違うのかもしれない。
チラッと部長に目を向けると同じように見ていたようで目が合う。