青い春
1 出会い
1 俺は朝早起きして早く家を出ている。ご飯は作って置いておくのである。そして登校時間まで公園で暇潰しをして時間を過ごしている。
 学校につき、教室に向かっていた頃だ。自分の前をでかい段ボールに入った荷物を持ち運んでいる女子がいた。その女子が小さいため、でかい段ボールが動いているようにしか見えない。内心「こいつ大丈夫なのか?」と思ってちょっと見守ってたが女子は思いきり何もないところで引っ掛かり、転んだ。
 「あー、まじなにしてんだよ!」と思いながら「大丈夫か?怪我してねえか?」と聞いた。
 いきなり初対面の人に声をかけられ、驚いたのか緊張した感じで「大丈夫です!」と言いながらちょっと血の出た膝を痛そうに撫でていた。
 仕方なく俺は「怪我してんだろ。これ運ぶの手伝うからさ、さっさと終わらせて保健室行こうぜ?」と言い、そのでかい荷物を運んでやった。その後保健室に送り、俺は教室に戻って自分の席に着いた。俺は「もう会うことはないな」と思っていた。
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