雨も好き。
夏海side
「なんだかなぁー....」
窓の外を眺める。
雨だ。爆弾低気圧が来るらしい。
久しぶりの土曜日練習だったのに、学校から全部活活動禁止令がでた。
昨日は色々あったので、考える暇ができると“あのこと”ばかり考えてしまう。
「なんだかなぁー...」
朝ご飯を食べながらそう呟くと、お母さんからうるさいとクレームが来た。
はぁ。
今日の口癖は、なんだかなぁー...である。
この悩みの原因のひとりがすぐそこにいると思うとなんだかなぁ。
部屋に戻って、勉強道具を広げてみる。
ガチャ
「勉強しなさ...」
既にシャーペンを握っている我が子に、びっくりしたご様子。
「あんた、大丈夫?」
失礼な。
「うん、学生たるもの学業に精進すべしだよ。」
「...程々にしなさいよ。」
いつもはやれやれ言うくせに、いざやったら心配するってどうよ。
はぁ。
なんだかなぁの代わりに、溜息がひとつこぼれた。
窓の外を眺める。
雨だ。爆弾低気圧が来るらしい。
久しぶりの土曜日練習だったのに、学校から全部活活動禁止令がでた。
昨日は色々あったので、考える暇ができると“あのこと”ばかり考えてしまう。
「なんだかなぁー...」
朝ご飯を食べながらそう呟くと、お母さんからうるさいとクレームが来た。
はぁ。
今日の口癖は、なんだかなぁー...である。
この悩みの原因のひとりがすぐそこにいると思うとなんだかなぁ。
部屋に戻って、勉強道具を広げてみる。
ガチャ
「勉強しなさ...」
既にシャーペンを握っている我が子に、びっくりしたご様子。
「あんた、大丈夫?」
失礼な。
「うん、学生たるもの学業に精進すべしだよ。」
「...程々にしなさいよ。」
いつもはやれやれ言うくせに、いざやったら心配するってどうよ。
はぁ。
なんだかなぁの代わりに、溜息がひとつこぼれた。