雨も好き。

夏海side

お風呂から上がって、翔ちゃんの部屋へ行く。

コンコン。

「どうぞ。」
翔ちゃんは紅茶を入れてくれた。

一口含むと、ほっとした。

翔ちゃんも自分の分をいれて、一口。

翔ちゃんは、あたしが話し始めるのを待ってくれた。

「あのね─」

すべて話した。告白も、帰り道も、その時の気持ちも。

そして翔ちゃんを見ると
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