紅い瞳の男の子



いつものように、ウトウト…。


してたら、


ガチャガチャ


と鍵が乱暴にあけられる。


「よーう、なつ…誰!?」




ヨルさんは男の人に擦り寄った。


「よう、ヨルさん…。姉ちゃん誰や?」


何か、関西弁みたい…。


「え…えと、十羽です。」


控え目に名前を言った。


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