敵の王子に飼われました。



「おお、美晴ちゃん来てたのか。ここへ座りなさい。」


パパが私に気づいて部屋へと招く。


「国王様、失礼します。」


「あぁ。」


パパの隣に座ると、資料を読んでいた向夏が口を開いた。



「あっれ。

このターゲット、美晴ちゃんと同じ年齢じゃねー?」



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