浅葱色の君へ
しかも今の私は制服な訳で……
すごく視線感じるよ…
皆の視線が痛いです……
この今私が歩いている場所は
時代劇のセットのような昔の日本の風景
こんなとこなら
それはそれは目立つよな~…
…………んっ?!時代劇みたいな場所?!
と言うことは今何か撮影でもしてる?!
よしっ!
近くの人にここは何処か聞けば良いんだ!
さ「すいません、ここは何処でしょうか」
私はその辺にいた着物を着崩して着ている
青年に聞いてみた
「あぁ?ここは京だよ
てめぇそんなことも知らずに来たのかァ?」
やっべ、ガラ悪い人に
こっちから絡んじゃったよ…
ここは早く話を切り上げて立ち去らなちと
身の危険を感じる……
さ「あ!そうでしたよね
わざわざすいませんでした~」
と、言った瞬間
私はくるりと向きを変えて歩き出そうとした