おにぃちゃんが守ってあげるよ
風邪(健太)
太陽サイド


健「ゲホゲホ・・・」


昨日から風邪をひいてしまった健太。

最初はちょっと咳が出てきたね~っていう程度だったんだけど、

今日の夕方くらいから熱が上がった。

念のためって今日、歯科医院を休ませて正解だったな。


健太は今、リビングの隣の和室で寝てもらってる。



「健にぃ、大丈夫かな・・・」


太「ん?」


「この前の風邪、うつしちゃったよね。。」


太「しょうがないよ。

  健太が早く治るようにいろいろ手伝ってあげようね~」


「・・・うん。」


健太が風邪をひいてしまったのは自分のせいだと思ってる雛。

ずっと同じ部屋で過ごしてるんだから、うつったんだから仕方ないよ。

それより健太の身体の状態の方が心配だ。

俺は健太のいる和室に向かった。




太「健太~??」


健「ケホケホ・・・太・・にぃ・・ゲホゲホ・・」


ありゃりゃ。ちょっとリビング行ってただけで咳ひどくなっちゃたな。

しかも顔も赤くなってるし。

雛の風邪だったときより重症かも。



太「ちょっとおでこ触るからな~」


・・・うん、さっきより上がってるね。

手からジンジンと伝わってくる。

こんな熱かったら、寝ててもつらいだろう。

どうしよっかな。薬入れて上げたほうがいいかな。

そうなると、誰か来てほしいし・・・。

・・・・・・・・和哉、呼ぶか。

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