【同性愛】それでも好き
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「…-ん?」
ふと物音に覚醒した。
うっすらと開けただけではまだ状況は把握できていないけど、誰かが何かしているのだけはわかった。
まだ頭に残る痛みを気にしながら目を開けていき、音のする方へと視線をやった。
「だれ?先生?」
白い小さな花が揺れてる…
ここは病院?…でも、この音や臭い…学校だ…
「先生は今いないよ~、これ花壇で咲いてたんだってさ!お見舞い」
その声に俺は目を見開き、慌てて起き上がった
「…大丈夫?」
驚く俺に対し不思議そうに笑みを浮かべる向日葵がいる…
「大丈夫だけど…、なんでいんの?」
「いちゃだめ?」
花瓶に花を入れ終わると、まだ不思議そうに聞き返し俺の寝るベッドにちょこんっと座ってきた。