【同性愛】それでも好き
「な、なに?」
「……シュート決まってよかったね!」
「あ~、うん…」
「でも、お前トラベリングしてた…」
「は?」
「お前の負けだな…」
え?
え?
えええええ??
固まっていると、アイツはそそくさに去っていった。
「何?トラベリングしたの龍?」
「…んなの知るかよ!」
「お前の負けじゃん!」
「もう勝ちって言ったんだから、勝負は決まった!」
去っていくアイツを目で追いながら、ケンジに言うと俺の異変に気づいたのか一緒にアイツを目で追った。
「3組だよ…アレ」
「…3組」
俺らは5組だから、隣の隣…今まであんなヤツ見たことなかったな…
「有名だよな!アイツ」
「有名?」