なくしたもの。

5組。

今日から、このクラスの担任になった夏山 飛鳥です。1年間楽しい思い出を作りましょうよろしくね。

そう、わたしの担任。
少しおっちょこちょいで抜けてる所もあるが熱心な先生だった。

私はこのクラスで1年間やっていくのか。

私はそんな事を思いながら、自分の席へと向かった。
自分の席に着くと、隣に座って居たのは坂下 彩だった。

彩とは入学式の練習で仲良くなった。

彩は頭が良くて、運動神経も良く、エロくてとにかく明るかった。
そんな彩は男女から人気があった

一緒のクラスになれたね。

本当一緒で良かった。

彩と話して居ると、私の名前を叫びながら、やって来たのは鈴山 凪。

凪とは体験入学の時に仲良くなった。

凪は少しちゃらちゃらしていて、でも女の子らしくて、可愛くてスタイルもよく、エロい。
そんな凪も女子から人気があった。

凪、どうしたの?

夢月、やったよ!同じクラスだよ!!

え、本当?
あっ、ほんとだ!!!!!!!!

私と凪は嬉しくて、クラスで叫んでいた。

あ、凪。
この子も同じクラスなんだよ。

私は凪に彩を紹介した。
2人はあっという間に仲良くなり、3人で居る事が多くなった。

私の席は1番前で教卓の前で、左に彩が居て、右にえのちゃんがいて、彩の後ろにはオタク?が居て、その後ろに凪が居る。
ふみは凪の左側に居て、仲良いみんなとはだいたい固まって居た。

毎日毎日沢山話した

このクラスには色々な人達が居た。
アニメが大好きな人、チャラチャラしてる男女、変態。おとなしい人。面白い人。そういう人ばかりだった。

私はどっちかと言うと、チャラチャラしてる側の人と仲良くしてた。

何日か経って、だいたいクラスにも慣れ、クラスの人達とも仲良くなって話すようになった。

私達は相変わらずオタク?を挟んで会話していた。

このオタクの名前は東條 望。
最近良く話すようになった。
でも、あんまり笑顔を見せず、だいたい1人だった。
たまに、同じくクラスの藤山 優と話すくらいだった。

そんな彼を私は少し気にして居た。
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