不登校児に気をつけろ
「や、柳瀬くん…っ
わ、私は…」
「……先生…
俺を生徒として見ないで…
一人の男として見てよ…
俺じゃ、先生を満足出来ない?
俺、先生が好きだ…
先生は俺のこと好きじゃないの…?」
柳瀬くんは、私の顔を見えるように
私の身体を反転させて、私を見つめてきた
柳瀬くんは、まるで耳が垂れた子犬のように悲しげに私を見つめていた
「………私はあなたの担任で…」
「だから!
先生とか関係なしに…!
俺を好きかどうか聞いてんの!
俺を一人の男として見て答えてよ…
俺じゃ、ダメ?
こんな強引な俺、嫌い…?
でも、ごめん…
俺、先生の前だと…強引になっちゃう…
ごめんね、先生…」
や、柳瀬くんは…
私の生徒で…
私は柳瀬くんの担任…
「…………先生なんて、やめて…
お願い、紫乃って呼んで…」
私は先生として最低だと思った…
だけど、柳瀬くんの想いを捨てれなかった…
私もきっと柳瀬くんと同じ気持ちだから…
「紫乃…っ!!」
そのあと私と柳瀬くんは
その場で愛し合った
自分たちの気持ちを抑えることは出来ず…
私と柳瀬くんは欲望のまま身体を重ねた