不登校児に気をつけろ
「き、君が…柳瀬 真冬くん…?」
「はい、そうですけど…?」
柳瀬 真冬と名乗る男の子は
今まで見たことがないくらい
芸能人だと言えそうな超絶イケメンだった
こ、この子が柳瀬 真冬くん…!?
予想したイメージと全く違う…
もっと冴えない感じだと思ってたけど…
その逆…
いかにも、高校生活をエンジョイしてそうなイケメンだった
「………話しするんでしょう?」
「あっ…う、うん…」
柳瀬 真冬くんの顔をよく見れない…
まさか、こんなにカッコイイとは思わなかった…
せ、生徒じゃなかったら…
告白していた…
柳瀬くんは、パジャマ姿で
大きな欠伸をしながら、自分の部屋に私を案内した
「それで?
何の話をするんですか?
鳴海セ・ン・セ」
「あぁ…う、うん…////
えっとね…
言いたくないかもしれないけど…
ど、どうして…
学校に来ないの…?
みんな柳瀬くんに会いたがってるよ…?」
柳瀬くんは、私の目の前に座ると
膝に肘を置き、顔を抑えるような感じで私を静かに見つめていた
私は、柳瀬くんに見られているのに
恥ずかしくなり、俯いて話した