幸せ行きのチケット
亜由美はお母さんと帰ることになり、私は遠慮して一人で帰ることにした。

一人ゆっくり道を歩く。

すごく落ち着く時間。

なぜか隣に祐輔がいる感覚。

きっと今も近くにいるんだよね。



家の近く。

目の前には思い出の公園がある。

私は公園のベンチに座った。

爽やかな気分になれるこの場所。

気持ちいい風が頬をなでていく。

私は目を閉じた。


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