Rose of Blood 【リメイク版】
◇第6話 婚約者
ラキとお茶を飲んでいると、ドアがノックされた。
「ルカ! 迎えに来たよ!! 入ってもいい?」
「どうぞ!」
ドアが開き、可愛らしいセリアルの顔がひょっこり現れた。
今日はセリアルが一緒にお昼を食べようと言ってくれて、セリアルのお部屋に行く事になっている。
「行こう!」
セリアルに手を取られラキに顔を向けると「こちらの片づけが終わりましたら、直ぐに昼食をお持ち致します。」と笑顔で言われた。
「ありがとう。 私は先にセリアルのお部屋に行ってるね。」
セリアルと一緒に部屋を出て歩いていると、以前シエルと一緒に歩いていたような好奇な目を向けられた。私ばかりが気にしていて、セリアルはいつもの元気な感じでずっと喋っている。
本当にシエルと似てないよね。
セリアルの部屋に入り、思わず立ち尽くして部屋の中を見渡してしまった。
「凄い……なにこれ……可愛い〜!!」
「本当!? そんな事言ってくれるのルカだけだよ!!」
色とりどりで明るくて、温かみのあるお部屋。家具も個性的で、上品で畏まった城内の中でこのお部屋だけ別の空間みたいだ。
「ルカ! 迎えに来たよ!! 入ってもいい?」
「どうぞ!」
ドアが開き、可愛らしいセリアルの顔がひょっこり現れた。
今日はセリアルが一緒にお昼を食べようと言ってくれて、セリアルのお部屋に行く事になっている。
「行こう!」
セリアルに手を取られラキに顔を向けると「こちらの片づけが終わりましたら、直ぐに昼食をお持ち致します。」と笑顔で言われた。
「ありがとう。 私は先にセリアルのお部屋に行ってるね。」
セリアルと一緒に部屋を出て歩いていると、以前シエルと一緒に歩いていたような好奇な目を向けられた。私ばかりが気にしていて、セリアルはいつもの元気な感じでずっと喋っている。
本当にシエルと似てないよね。
セリアルの部屋に入り、思わず立ち尽くして部屋の中を見渡してしまった。
「凄い……なにこれ……可愛い〜!!」
「本当!? そんな事言ってくれるのルカだけだよ!!」
色とりどりで明るくて、温かみのあるお部屋。家具も個性的で、上品で畏まった城内の中でこのお部屋だけ別の空間みたいだ。