Rose of Blood 【リメイク版】
お昼休み、友達と中庭でランチをしながらいつもの様に恋バナで盛り上がる。
「舞(まい)ってばもう彼氏と別れたんだよ!? 早くない!?」
「だってこの人とは合わない!って思っちゃったんだからしょうがないじゃない。 美樹(みき)はずっと同じ人と付き合ってて凄いと思うわ。」
「喧嘩も多いけどね。」
私の通う百合ヶ丘学園は幼稚園から大学まで一貫されている女子高だ。だから仲良のいい友達はみんな幼稚園からの付き合いで、幼馴染。
「瑠花はどーなのよ? パーティーとかで出会いないわけ?」
舞に詰められ笑ってしまった。
「いないよそんな人。」
「こんなに可愛いのに彼氏の一人や二人いないなんて勿体ないわよ!!」
「瑠花はどんな人がタイプなの?」
「んー……お父さんみたいな人?」
「相変わらずのファザコンね。」
「でも瑠花パパも瑠花を溺愛してるから、彼なんて連れ帰ったら大惨事だろうね。」
美樹の言う通りかもしれない。
お母さんも昔言っていた。私が女子高じゃなく共学に通っていたら、門限は凄く厳しくなっていただろうって。
「舞(まい)ってばもう彼氏と別れたんだよ!? 早くない!?」
「だってこの人とは合わない!って思っちゃったんだからしょうがないじゃない。 美樹(みき)はずっと同じ人と付き合ってて凄いと思うわ。」
「喧嘩も多いけどね。」
私の通う百合ヶ丘学園は幼稚園から大学まで一貫されている女子高だ。だから仲良のいい友達はみんな幼稚園からの付き合いで、幼馴染。
「瑠花はどーなのよ? パーティーとかで出会いないわけ?」
舞に詰められ笑ってしまった。
「いないよそんな人。」
「こんなに可愛いのに彼氏の一人や二人いないなんて勿体ないわよ!!」
「瑠花はどんな人がタイプなの?」
「んー……お父さんみたいな人?」
「相変わらずのファザコンね。」
「でも瑠花パパも瑠花を溺愛してるから、彼なんて連れ帰ったら大惨事だろうね。」
美樹の言う通りかもしれない。
お母さんも昔言っていた。私が女子高じゃなく共学に通っていたら、門限は凄く厳しくなっていただろうって。